非コミュ男子のための女子との会話のいい練習方法

最近は親切なことに、我々非コミュ男子の元にわざわざ女の子が来てくれるようになった。
デリヘルじゃないっすよ。金払わなくてもきてくれます。いつ来てくれるのか分からないのが欠点。
春から初夏にかけての風物詩。
「ピンポーン」玄関チャイムが鳴る。
「はいー」
「あっはじめましてわたくし株式会社○○の新入社員の○○と申します」
不動産営業は多いね。
特にちょうど今、うちから数十メートル先にモデルルームがあるのでもうここ一ヶ月で3人くらい新入社員の若いおねいちゅんがきた。
奴らは世の非コミュ男子どもの会話の練習相手に最適である。

  • そもそも向こうから押しかけてくるわけで、断るにせよこちらはいくらかでも時間を消費する。せっかくなら転んでもただでは起きないよう、元はとりたい。向こうだって、買う気もない客の相手させられるのはたまったもんじゃないだろうが、それはお互い様。(ていうか新入社員にはそういうプロ意識も全然ないので気軽に雑談に応じてくれる)
  • 奴らは営業なので、少しくらいブサメンだろうがキモかろうがこちらの会話に付き合ってくれる。それも金も払わないのに笑顔で対応してくれる(しようと努力してくれる)。
  • 過去色々ヒアリングした結果、奴らはノルマを課せられていない。つーか右も左も分からないひよっこにノルマ課したってストレスになるだけだし。モデルルームへの訪問も実績にはならず、マンションが売れればインセンティブがある程度。
  • そもそも奴らは成績が皆無に等しい。少々こちらで引き留めたところで奴らの成績に影響はない。

奴らはなんとかしてこちらとコミュニケーションを取った上で商材なり営業をしなければいけないので、こちらが黙っていても一生懸命会話を振ってくれる。これもまた、非コミュにはとてもいい勉強になる。だいたい営業なんてやってる奴はリア充なので、新入社員といえども非コミュにとってはいいお手本であるはずだ。
こちらがたどたどしくてもつたなくても全然問題ない。「この男、喋り方キモイしむり・・・」つって返事くれないなんてことはないので安心して喋るよろし。ただし乗せられて金を払ってしまうことはないよう重々心がけること。
逆にこちらから相手の女の子に余裕で話を振ったり、冗談で笑わせたりできればなかなかのもんである。
「ちょっと今はいけないけど、また行く気になったら行くね」
「行く気になったらこの名刺の電話番号に電話すればいいの? でもこれって本社じゃね?」
とかいえばたいてい携帯番号くれるので、なんかやたらかわいいお姉ちゃんがきたら後日飯にでも誘えばよろしい。
あと、このメソッドはくれぐれも飲食店の従業員なんかはには使わないように! 迷惑だからね!