日本橋 祇園寿司
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一昨日の夜。
仕事帰りに日本橋のまるわで君に届け7巻を購入した帰りに入った事無かったので入ってみた。
ひさしぶりに最低な寿司屋だった。
- おしぼりがすげー洗剤臭い
明らかにおかしいので「すいませんちょっとこれ洗剤臭いんですけど・・・」「あ、はい、すみません」「なにしとんねや!」「あ、なんかおしぼりが洗剤臭いと・・・」
で、代えのお絞りも臭かった上になんか違う臭さだった。あきらめた。箸で寿司食ったの何年ぶりだっつー屈辱。
つーか客の前で店員怒ってんじゃねーよ。むしろ一緒になって客に謝るところだろ。
多分自家製なんだろうけど明らかにおかしい。1枚1枚がやたら分厚いしおもいっきり透明な濃い飴色でぜんぜんしんなりしてない。むしろ芯がのこってる。そして味がまずい。ガリすら食うに値しないのかよ。まだ寿司食ってないんだけど帰っていいですか。
- 握り盛り合わせはデフォルトで上にぎり
「なんにしやしょう」「えーとにぎり盛り合わせできますか?」「へい、上ですか?」「はぃいえ、並で」「かしこまりました」
いきなり入ってこんだけへたくそな店でいきなり上頼むほど向こう見ずではないし、「あ、えっと、ここで並とかいったら素人っぽくて笑われそうで恥ずかしいな」とか思うほど素人じゃねーんだYO。ガキだからっつって見かけで判断すんなこんクソ板前。
- 小さくて鮮度が悪くてまずい
特筆事項なし
- これはマグロの赤身ではなくて筋だ
喧嘩うってんのかおっさん
- 唯一、タコはうまかった
なんかやわらかく煮てあるの。これはうまかった。うまかったので単品を頼んだら盛り合わせの倍くらいの大きさのがでてきた。盛り合わせ差別ひどすぎだろ。
- 煮物がうまいのかとおもったらそうでもなかった
アナゴが大量にあったのでもらったら、口でほおばるのが必死なくらいでかいのが出てきた。盛り合わせでの1カンの4、5倍はあろう大きさ。多分余ってたんだろうな。それにしても露骨すぎてひいた。そしてぼそぼそだった。味付けも特にほめるようなもんでもなかった。
- 基礎がなってないのに技巧に走ると破綻するというよい例
とにかく統一感がない。盛り合わせのネタはそれこそ廃品かっつーほどのひどさである。間違いなくそこらの回転寿司未満であると躊躇無く断言しておく。
寿司だけではなくていろいろなところに工夫が見られるのは別に悪くは無いが、どれもこれも功を奏していない。そもそも基礎的なことが確実丁寧にできていれば、洗剤臭いおしぼりがでてきたり、すべてが異常なガリがでてきたり、平べったい面と平行に筋が入っているようなマグロがでてきたり、カントリーマァムよりもぼそぼそなアナゴがでてきたりするわけがない。味付けも大味すぎてたまげた。
どうやら歴史ある店で昔は名店だったのかもしらんけど、時間がたつにつれて手を抜き気を抜いてるうちにあっこまで堕落しちゃったんだろうなあ。本当に寿司屋は怠慢が一番怖いって、俺が行った中で一番美味い寿司屋の大将が過去の反省と共に自戒を込めて言ってた。
- ぜひタコだけ食ってみてください
タコはうまかった。全否定にならなくてよかった。あれは食う価値があると思う。
そういうわけで、日本橋に行った折には帰りは千日前日本橋方面に足を伸ばして寄ってくあげてください。タコだけ食って帰ることをお勧めします。
それにしても本当に黒門市場周辺の寿司屋にははずれしかないなあ。めげないけど。
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