喫煙者は自主規制を設けない限り絶滅する

http://d.hatena.ne.jp/NATROM/20080731#p1
まったくである。
タバコとアダルト産業は、「嗜まない物にとっては存在自体が迷惑」という点でよく似ていると思う。違うのは「自主規制」が存在するかどうかということだ。「自主規制団体が存在している」ということ自体が一般人への言い訳としてそれなりに機能しているんではないかと思う。ロリコンでさえ、「私はロリコンです こども大好きです だから手は出さない」という標語があるわけ。それだけで「ああロリコンロリコンが犯罪を犯す事を危惧していて、仲間内で啓蒙を行っているんだな」とみなされるわけ。
翻ってタバコなんかは、喫煙者同士で足を引っ張り合っている状態である。喫煙者が喫煙者団体を作って、マナー違反の人間を厳しく取り締まれば、「ああ喫煙者も非喫煙者に迷惑かけないよう内輪で努力してるな」と見られるので一般人からの迫害は緩むだろう。しかしそのようなものが存在しない現在、非喫煙者から見て「マナーのよい喫煙者」「マナーの悪い喫煙者」という区別はないと思って欲しい。ロリコンでさえ「手は出さないと心しているロリコン」「悪いロリコン」という区別が視覚化できているのに、非喫煙者の目から見た喫煙者はひっくるめて喫煙者としてしか映っていない。
マナーの悪い喫煙者を取り締まる喫煙者団体が存在しない以上、必然的にそれは非喫煙者の役割となる。非喫煙者の恨みは相当である故に、感情論が紛れ込むのは否めない。喫煙者側も、「たしかに、喫煙者サイドで自重できない以上しょうがない罠」と甘んじてしまう。喫煙者は今そういう状況下に置かれている。
俺は感情論ではこのまま喫煙者には絶滅してほしいのだけど、もし一生幸せにタバコを吸いたい喫煙者がいるのなら、喫煙者同士でしっかり監視・摘発しあって喫煙者全体のマナーを引き上げる努力をしてください。