東心斎橋 すしてつ周防町店

ミナミで安くておいしい寿司屋を見つけたので余勢を駆ってもう一件行ってきた。
東心斎橋「すしてつ周防町店」コンフォートホテルの1Fである。けっこうグルメ雑誌とかに広告だしてるようなのでひっかからないようにしてください(つまり俺はひっかかったわけだな)
http://r.gnavi.co.jp/k002548/
安いのをどこまでも全面に押し出してるくせに、店に入ると貧乏人をバカにするようなオーラがあちこちから発せられている。たとえばにぎりの盛り合わせ等のメニューが一切ない。試しに聞いてみたら「プッ盛り合わせだって」みたいなオーラが店員からも客からも飛んできた。理解できん。盛り合わせというのは「これがこの店です」という紹介文のようなものだ。まず自己紹介してもらわないと何頼んで良いか(あるいは何も頼まずそのまま帰るか)判断できないじゃん。ちなみに1カン100円をうたっている割には1品メニューが充実していて、しかもそれらは決して安い値段ではない。ドリンクも積極的に勧めてくる。うるせー車で来たからアガリしかのまねーよばーかばーか。つーか突き出しがでてきた。「特技はぁ! お通しカットォー!」て言えばよかった。1カン100円は完全におとり広告と言っていい。立地も立地であり、つまりは

  • 2名以上
  • アルコール
  • 刺身、一品
  • 合間ににぎりをつまむ

ような客層を想定しており、俺みたいにただにぎりだけ食う客はババなわけよね。
隣に20くらいの女の子二人組が座って、何かのサービスについて板前に聞いたところ「あーそれは平日だけ。今何曜? 昨日くればよかったのにね、それか月曜出直すか、どうする?」とか言いやがった(決して誇張ではなく原文ママ)。もう一刻も早く店を出たいと思ったのだが食べ始めたばっかりだったので席を立つタイミングを逃してしまった。
客を不愉快にする店というのは存在価値がないし、あまつさえビジネスモデルの段階ですでに客をバカにしている店というのは存在価値がないというか一刻も早く消え去るべき。
1カン100円だから2カン200円なわけで、つまり値段的には市場ずしとトントン、それでいて大きさはすんげーちみっちゃい。2カン併せて市場ずしの1カンの半分くらい。ホタテまで1つを切って出してくる。バカか。総合的には屋台すし以下であってこの店は行く価値ないと判断したので、今後この近辺で寿司くいてーと思ってもここにはいかない。
別に小さくたっていいんだよ、質がよければ。ぶっちゃけ光り物は臭かった。マグロ、イカはそこそこだったが鯛は最低だった。わざわざ松笠にしてあるわけだが、肝心の身がすでにふにゃふにゃなんだよね。それ、もうすでに昆布〆にするべき代物だろ。
まあ、安易に安くてうまい店が見つかるなら高くてうまい店なんてやってけないよね、というお話でした。



p.s.
長居の鮨右衛門‎がつぶれているようでした。あっこは回転寿司のくせに回っていないことの多い店で(つまり回すと赤字になるわけだな)、安いネタはしょぼいくせに高いネタはやたらいいもの(特にアワビとか)を入れていたりと、買い付け担当に魚を見る目がないのではないかと思えるような店だったのでまあつぶれても仕方ない罠。
http://www.google.co.jp/search?hl=ja&client=firefox-a&rls=org.mozilla%3Aja%3Aofficial&hs=p6z&q=%E9%AE%A8%E5%8F%B3%E8%A1%9B%E9%96%80%E2%80%8E&btnG=%E6%A4%9C%E7%B4%A2&lr=lang_ja
検索したところやっぱり他の店も回ってないらしいっっっw 本末転倒とはまさにっっっw