7歳児に携帯電話について教えてあげました

「こないだライオンのお話読んでもらったけど、ライオンとトラの子供っていうのがいるんだね」
「うんうん」
「ライオンとトラって子供できるの?」
「うん」
「じゃあ、ライオンとトラは同じくらいの大きさだけど、大きい犬と小さい犬でも子供できるの?」
「できるよ」


「かおるくん、ファミコンって知ってる?」
「うん」
「面白いの?」
「おもしろいよ」
「へーそうなんだ」
スーパーファミコン知ってる?」
「えーなにそれしらない」
「あのねえファミコンの次に出るんだよ」
「どうちがうの?」
「絵がきれいだったり音もきれいだったり」
「へー、未来って他にどんなものがあるの?」
「んーとねえ電話が手のひらくらい小さくなって持ち歩けるようになるよ」
「へー、電話、黒いのうちにあるよ」
「電話で手紙を交換したりもできるよ」
「えー、手紙って紙でしょ? 電話にはいらないよ」
「んーとね、公衆電話にボタンあるでしょ? 未来の電話は全部あんなボタンがついてて、1のボタンであいうえお、2のボタンでかきくけこ、みたいに文字がうてるようになるの」
「へー」
「未来の電話はゲームボーイみたいに画面があって、いろいろできるの」
「へー、こないだ電子辞書みたけどあんなかんじかな」
「そうそう」
「へえー」
「あとねえカメラしってる?」
「カメラうちにあるよ」
「電話にカメラがついてて、写真とって友達に送れるんだよ」
「えーー、電話に写真はいらないよ・・・」
「でもゲームボーイもそうだけどいろんな絵が表示されるでしょ」
「そっかー」
「あとねえ、カセットから音楽を電話に移して、好きなときに聞けるよ」
「へえー・・・なんか今日は色々未来のお話聞いてよくわかんなくなってきたから帰るね」
「そっかー だっこしなくていい?」
「だっこ」
「うんいいよ」
「ねてもいい?」
「いいよー」
「じゃあだっこ」
「うんうん」
「かおるいいにおいだね」
「へー」
「おやすみなさい」
「はいおやすみー」

色々とカルチャーショックだったようです