非モテが「オシャレで自分を変える」とはどういうことか

オサレは「キレイな女子と釣り合うため」にするのではない。自分の頭にあるそのような馬鹿げた比較論をぶちこわし、女子の口説き方のパラダイムシフトを引き起こすためである。以下、詳しく説明する。


よく「キレイな女性と釣り合うためにオサレしようぜ」とか言う、それってたぶん
1)俺オサレして、自分と釣り合うか自分以下のレベルの女子にアタック
2)相手の女子にOKもらう
ていう手順を想定してると思うんだけど、違う。
オサレをして、女子ウケがよくなってわかったことは
1)俺オサレして日常生活する
2)女友達とか、同僚とか、様々な女性からOKもらう
3)俺自信ついたので、俺から見てOKな女子にアタック
4)相手の女子にOKもらう
ていう手順じゃないかな、と思う。
何度も繰り返すと、最初のあたりは省かれるので
1)俺からみてOKな女子にアタック
2)相手の女子にOKもらう
となる。(1)が大きく異なる。
前者は、女子を選ぶ基準に主観が入らない。まず自分を客観視して、それに相応な女子を選ばないといけないという強迫観念に駆られており、これが例えばキモオタの場合は自分がキモオタなので、相手の女子もブサイクを拾ってきて「こんなブサイクくらいしか俺には無理なのかな・・・」ってなる。当然、キモオタもブサイクは嫌なので何も起きない。ていうか、相手のブサイクだってキモメンなんか嫌だ。仮に付き合えても、女子→俺はOKかもしれないが、俺→女子は「OKではない」ので、幸せになれない。
後者となると、実に単純明快である。自分がOKな全ての女子がターゲットになる。なにせ、自分の周囲の女子ほとんどにOKをもらっているということは、汎化すれば全女性にOKをもらっているに等しい。だから臆する事がない。その堂々たる態度がさらにプラスに作用する。問題になってくるのはイケメン・キモメンのような絶対値ではなく、好み、趣味と言った色相環のようなものになる。キレイ系も、お兄系も、メンエグもメンナクも平等だ。
とにかく、自分の好みの女の子に接触してみて、反応が良好なら次に進む、なので、非常に簡単である。イケメンが女子に困らないのはただイケメンだからではなくて、イケメンになると女子を口説くのが極端に簡単になるからである。もちろん、女子をエスコートする作法や気遣い、話題の豊富さ、美味い店の知識なんかはどれもそれなりにあるのは大前提ですが。それも「オサレ」のうちかもしれない。