ブログに書いてあることはなんでも本音だと思っている人が多くて困るが、それは文意を正しく汲み取れていない読み手と、文意を汲み取りづらい文章を書く書き手の両方に問題があるのではないか

http://b.hatena.ne.jp/pbh/20081101#bookmark-10631393

id:ki2nekoは今すぐインドネシアに移住すれ。

幅広く物事を議論するには、第三者的、客観的な視点が必要。かつ、主観的な視点も必要。つまり、自分の本音でないことをさも本音であるかのようにシミュレートするというのはけっこう重要なスキルで、たとえばディベートなんかで役に立つ罠。
俺はあくまで「出生率を上げるにはどうすればよいか」という命題を用意して、それに対する極論を考えただけでんがな。いくらなんでもあんさんら過敏すぎるでっしゃろ。
・・・ちょっと考えて分かった。みんなちゃんと読んでないんだよねきっと。その部分の文章だけ「ポルノを全面禁止しろ」って読めばそりゃ、俺が本心からポルノを禁止してほしいと望んでるように読み取れる罠。しかし一番冒頭で「少子化を解決するには」と前置きがあるのんだわ。文章というのは頭からおしりまで全部きちんと読まないとちゃんと書き手の意思は伝わりませんね。私もよくやるんだけど、ちゃんと書き手の意思を理解せず脊髄反射コメントした後で読み直してみたら全然見当違いで、俺のコメントはただの恥ずかしい勘違いさんっていうの。しかしまあ、書いたほうにも「読みやすい文章」とか「誤謬を防ぐ文章」とかあるはずだから、なにかを人にしっかり伝えるためにはもっともっと文章は練らないといけないですね。ちなみにあのエントリは超チラ裏であって別に誰かに熱心に伝えたいわけでもないので正直どうでもいい。しかし今後いろんな場所でマジメに文章を書く場合には気をつけないといけないですね。