ネットの検索結果で日本の苗字の存在有無を判定する妥当性

http://d.hatena.ne.jp/kanose2034/20080628/1214648006
嘉野瀬さんらしい。
とりあえず、ATOKで一括変換されなかった(鹿瀬、鹿荑は出る)ので、一般的には認知されていない苗字だと思われる。
苗字検索データベースで検索してみた。
http://www2s.biglobe.ne.jp/~suzakihp/index40.html
http://www.ipc.shizuoka.ac.jp/~jjksiro/kensaku.html
出てこない。
試しに、私にお会いしたことがあったり、知人だったりする中でも特に珍しい苗字をいれてみた。
龍神」49世帯
「裏門」8世帯
「四ヶ所」7世帯
結構出てくるなあー
しかし(つーか実は結論がまずありきなんだけど)、そもそも全ての苗字の統計というのは実は国でさえちゃんとしたデータベースを持っていないらしい。
また、いささか屁理屈気味ではあるが、苗字は毎年男子がなく断絶するものがあると同時に、外国人の帰化および、日本人であっても特別な理由によって苗字の変更が受理される場合がある。
http://questionbox.jp.msn.com/qa945223.html?StatusCheck=ON
まあそんなことはまず現実にはあり得ないだろうが、実現しうるシナリオとして、元々鹿荑という苗字であったがどうしても変えたいと思い、適当な理由をもって、審査の甘い役所で受理されて苗字を変更した、のようなことはあり得るかもしれない。昨今のDQNネームも関連する話だが、理由というのはきわめて個人的な価値観によるものなので、役所がどうこう言っても本人が特別な理由である、とごり押しすれば意外といけることは多々あるらしい。それが横行しだすとまた簡便だけど。


ちなみに、ネットのソースに全能を求めてはいけない例が今日あったのでちょっと書いてみる。一般人としては相当PCに詳しいレベルのパワーユーザと話をしていて、「ラプターの信頼性の高さ」についての話題になった。
windowsが出る前の時代からやっているパソコンオタクでは常識だと思うが、ATASCSIの最大の違いは機器制御をCPU側で行うか機器側で行うかである。
今日ではDMAによってそれも改善され、その点についてSCSIのアドバンテージは縮まりつつあるが、完全に埋めることのない差は依然として残る。それとは別に、過去その信頼性のためにサーバ用途シェアが圧倒的であり、当然部品の精度も一般PCよりはよいものに発展していった名残があり、いまでもSCSIの部品精度は高い。当然現在のSCSIディスクの品質はSATAよりもよく、過去を知らない人はこれをもって「部品精度の違いがSCSIATAの信頼性の違いだ」と言って終わってしまう。確かに間違いないが、肝心要が抜けている。
そう言うと「そんなのは知らないしネットで調べたけどソースがない」と言うわけですね。で、俺が検索したらまあ
http://www.google.co.jp/search?q=SCSI+IDE+CPU+%E8%B2%A0%E8%8D%B7&lr=lang_ja&ie=utf-8&oe=utf-8&aq=t&rls=org.mozilla:ja:official&client=firefox-a
といっぱい出てきたんですけど、そもそもネットに全てがあるわけでもないし、自分の検索技術がネットの全てを縦断できるわけでもないので、検索結果にないものは世の中にない、という思想はとても視野が狭いと思う。

本人読んでるのわかってる上で書くけど、「プロってもたかがプログラマでしょ?」とかいう人と議論しても仕方がない。
http://pc11.2ch.net/test/read.cgi/mysv/1113068295/
を読破してください。

65 :DNS未登録さん:2007/07/26(木) 05:19:31 ID:???
インフラの保守をしている者です。
HDDは必ず寿命が来て壊れます。

私は、SCSIをお勧めします。

RAID1は必須として、IDESCSIのどちらがいいか?と言うことですが、
転送速度や負荷などはもう既出でコメントしません。

復旧が楽で確実なのはSCSIです。IDEでは、復旧するのにも手間ですし時間が掛かり過ぎます。
FJBやhpのCEと仕事柄よく話ますが、IDEのHDDを選ぶユーザは基地外認定してるとのこと。
※初期導入費しか考えてなく、運用費と稼動率を全く頭に入れていない。

データセンターの保守を自らする訳じゃなくっても、まっとうなプログラマならこれくらいの事は常に頭に入ってて当然です。つーかこういうことがわからない人間はプログラマではなくてコーダーと言います