キタ・ミナミにある、庶民に手が出る金額の寿司屋にはろくな店がない

昼休みなに食おうかなーと思ってぐるなびをずらーっと眺めてみた。Ryugu亭が昼890円らしいので旨い店ではないのは承知の上でちょっと行きたいと思っている。味の絶対値よりもコストパフォーマンスが一番重要だと思ってるので、さんざんこき下ろしているくせにそれはそれで有りだったりするのが他人に嫌われる理由の一つなんだろうなあと思う。そういうわけで、コストパフォーマンスの悪い店をこき下ろしてみようと思う。


http://r.tabelog.com/osaka/rstdtl/27004106/
北堀江にある、オサレなことで有名な店。
職人の腕と店の雰囲気は大変よいのだけど、ネタが悪い。具体的に言うとくら未満かっぱ寿司以上くらい。堀江みたいな若者の街でまともな土地・職人を揃えて寿司屋なんかやろうとすることがそもそもニーズに合ってないのかもしらん。アメ村、堀江、新町、船場あたりをうろうろしている若者というのは、普段から高い服買って、オサレなカフェ探索して、という裏で普段はジャンキー一辺倒な生活なのと、飯屋の基準がどこまでも「味」ではなくて「オサレ度」だから目は肥えるが舌はまるで肥えない。そんな連中を相手に寿司屋をやろうとすれば内装と演出に金をかけてカジュアルさを演出し、一方で食材の質を落とすくらいしか戦略らしきものがない。そのうえ、なまじっか高級店を演出しているので、原価の高いネタの品揃えも広くせざるをえず、ネタの質はさらに低下する。まああれだ、ネタが悪い寿司屋ではイカを食うのが一番です。安いネタほど、全ネタでの相対的な質は高いから。誰かと回転寿司行ったら、相手を観察してみるといいよ。いきなりマグロとかパカパカ食ってる奴は残念、イカばっか食ってる奴は賢明。イカの鮮度が悪いような店というのはオブジェクト指向知らずに仕事してるIT土方みたいなもんなので相手しないのが賢いです。


※といいつつ昼休みは男3人でRyugu亭に行ってきたYO!