CIFとFOBってなに?
韓国経済が順調に転落中だそうです
http://blogs.yahoo.co.jp/takaakimitsuhashi/14249204.html
7月の消費者物価は前年同月比5.9%急騰した。原油高を受け、1998年11月(6.8%)以来9年7カ月ぶりの高い伸びとなった。
5.9%というCPI上昇率そのものよりも、4月が4.1%、5月が4.9%、6月が5.5%、7月が5.9%と、明らかに上昇率に加速度がついている方が問題
1998年11月と言えば通貨危機により韓国経済がIMF管理下にあった時期です。その屈辱の経済破綻時の数値(6.8%)を超えるとなると、
すでに収支は破綻しており、あとは体力が削られていくようなイメージでしょうか。
韓銀発表の国際収支では、今年の韓国は5月、6月と貿易収支が黒字になっています。が、あれは国際収支統計ががFOBベースだからで、ロイターなどの報道によると韓国は6月もCIFベースでは貿易赤字でした。
「CIF」「FOB」って何ね?
わかんない用語があったので調べてみた。
http://www.iae.or.jp/energyinfo/energydata/data6001.html
とのことです。違いは、運賃と保険料だそうです。
現在の韓国は、FOBベースのほうがCIFベースよりも収支がよく見えるそうです。韓国経済の柱である機械加工貿易(というよりも組立貿易というべきか)の部品輸入元は日本、製品輸出先はアメリカと単純に考えると、日本よりアメリカのほうが圧倒的に遠いわけで、「FOBベースのほうがCIFベースよりも収支がよく見える」ということのつじつまが合います。また、燃料価格が高くなるほどその差は大きくなり本来の利益を食うので、昨今の原油高によってよりいっそう韓国の輸出経済が打撃を受けているというのがよくわかります。
9月を乗り切れば原油は安くなるのでちょっとはおちつくのかな? しかし次には膨大な債務が待っておりますね。