日本人と欧米人の体の違いを考えてみればいい

http://d.hatena.ne.jp/ohnosakiko/20080628/1214670117

90年代以降の欧米では、日本のアニメ人気の影響もあって、少女が活躍するアニメも多く作られているようだが、性的コードに対して厳しい規制が設けられており、日本のアニメTV放映(たとえば『セーラームーン』の変身シーンなど)はかなり制限されているらしい。

しばしば話題になることとして、出版物に登場する二次元あるいは三次元の女性の年齢が18歳以下であるということをどう判断するのか? という問題がある。

ここで難しく考えてしまうのは、それを判断する人間が「欧米的」な目線で考えてしまうからだ。

そもそも、日本人というか東アジアの人間というのは、西欧の人間と比較するとあきらかに童顔、幼女体型のまま成長する。このへんはいろんなところで言及されているが、いまいち議論の水際に出てくる事が少ないように思う。つまり、欧米と日本で「ロリ」「女性の成熟性」について同じものさしで評価するのがそもそも間違っている。
戦後、欧米の価値観が流入したために日本人の考え方はだいぶ変化した。ところが栄養的に改善されたために昔より体格がよくなっているとはいえ、価値観が変わったところで身体能力が激変するわけもなく、すっかり日本アニメのヒロイン=ロリ、という感覚になってしまっている。かくいう私もしっくりくる。が、それは本来日本人にとってはロリではなく、日本人の男が「欧米的価値観によるロリ」な日本人女性に惹かれるのはごくごくあたりまえということである。日本でロリを禁止したらババアしかのこらんのだよ。


欧米がセーラームーンの変身シーンを制限するのは、それが「欧米人の視点でみるとロリである」から、「ロリは規制するよ」との方針のもとで規制されているだけで、別にそれが「日本人の視点でみてロリかどうかとはまた別」なのです。まああれは中学生なので、年齢云々を言えばそりゃ規制なんだけど、そもそもあんなに心身ともに発達した中学生は(まあいるにはいるだろうが)あんまりいないわけで、それをそのまま受け取って規制というのはあまりにもばかばかしい。ねるねるねるねのおばあさんが15歳という設定だったら規制するのかね?


というわけで、「ほかはほか、うちはうち」という母親の教えの通り、日本人は堂々と「日本的に立派に成熟した女性」であるところの「欧米的価値観によるロリ」を楽しめばよいと思う。