堂々と反論するスキルの大切さ

http://d.hatena.ne.jp/ktdisk/20080510/1210522287
社会人になるまでと、なってからしばらくは「頭下げりゃ倉が建つ」と思っていた。
ところが上司がよく状況を把握せずに不条理に頭ごなしに怒る人だったり、客が不条理だったりという経験があって、上司や客に対して論理的に反論することの大切さを思い知った。
接客業では相手の機嫌を損ねないのが最優先事項となるように、顧客対応や業務では相手の信頼を損ねないのが一番大切である。とりあえず何でも謝る人間は信頼されない。逆に、間違っていることを適切に指摘できる人間は信頼される。この信頼は自分からなにかを提案したい時に非常に重要になってくるので、上流をこなしたいなら必須。
あと、自分を守るために必要。会社にいる間はなあなあなのであんまり実感ないんだけど、フリーになるとびしびし感じるようになる。
相手が間違っている場合は、本当に相手が間違っていて自分が正しいかというのを圧倒的に信頼できるまで徹底的に調べて検証して、その上でしかも相手の神経を逆なでしないように上手に説明しなくてはならない。これはもうwebアプリを作るのに膨大な種類の技術がいるように、いろんなコミュニケーションテクニックを必要とされるので、ヒューマンスキルがたいそう鍛えられる。
別にSEなりたくねーよプログラマがたのしいんだよって人でも、自分のやりたいように設計するためにはもっておいた方がいいスキルかもしんない。